企業にとってのメリット

企業にとってのメリット

労働組合の結成は、働く人たちのためだけでなく、企業にとってもさまざまなメリットがあります。

1.職場の生の声が収集でき、組織の風通しが更に良くなります。

・職制を通じた職場の声の収集には限界があります。
・組合役員が職場の生の声を収集し、レベルの高い判断を基に経営に対し意見提言が行われることにより、企業の風通しを良くし職場のモラルアップにもつながります。

2.企業内の力が1つにまとまります。

・職場の意思を経営側に的確に伝達することによって、経営判断の公正を確保し、企業の活力を高めます。
・多様な組合員の欲求を集約し、労使間の合意形成を促進する、ひいてはそれが経営の効率的な運営を助けることにもなります。
・企業が苦境に立った時には、運命共同体という自覚から組合員の心を一つにまとめ、苦境を乗り切るパワーを発揮します。

3.企業内の人材育成になります。

・労働組合の役員は幅広い知識と豊かな人間性・強いリーダーシップが求められます。役員を経験することによって、人間としての成長が図られ、結果として企業内の人材育成になります。

4.労働組合の教育活動を通じて、従業員の資質向上が図られます。

・日本経済、自動車産業、ホンダの動向把握と理解が図られます。

メリット1:会社と従業員の信頼関係が向上します。

労働組合があることによって、企業の経営管理面や労使の信頼関係に改善の変化が現れます。 また、労働組合の結成が企業の経営基盤となる会社と従業員の信頼関係の向上・改善につながり、企業の経営活動を阻害するものではないことも示されています。

労働組合の活動による経営管理面の変化

労働組合結成後における労使関係の改善度

 

 

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